neo topics
works
message
mail
home

 

 


今日このごろ

東京から約一時間、鎌倉に住んで早7年。
住まいとアトリエは木々に囲まれた静かな山の麓にあり、自然大好き人間でありますが、時々、無性に都会の人工世界の中に身を置きたい気分になります。
幸い都内の画廊である友人らの個展や、月3回程「青山塾
というスクールで、将来のイラストレーターを目指す若者たちのめんどうをみていますので、それでなんとかバランスはとれているようです。
しかし、この不況の中でイラストレーターの個展、それとそのような学校、またコンペなどだけが、やたらと活気があるように見えるのには、ちょっと考えさせられます。
ぼくも他の多くのイラストレーター仲間同様、今のこの不況のあおりを受けている一人でもありますが、幸い近年は公共的というか、環境的な分野での仕事を依頼されるようになりました。
それらは完成までのスパンは長く、現場や工場通いに時間もかなりとられます。
しかし、その種の仕事は以前より、とてもやりたかったもので、そうひんぱんに依頼があるわけではないのですが、その分野でこれからはもっと何か新しい、魅力的な展開を切り拓いていきたいと思っているこの頃です。